気をつけたい口癖
先日、こんな記事を読みました。
そもそも、嫌な気持ちになったとき、その気持ちを吐き出したくなるのは自然な反応。口に出せば、抑えていたモヤモヤが解放され、すっきりします。でも、最初に口をつく言葉が「ふざけんな」「うぜーよ」「めんどくせー」といった言葉なら、それだけでは終わりません。その「毒気たっぷりな言葉」が呼び水となって、頭の中には攻撃的、否定的、嘲笑的な言葉があふれ、止められなくなってしまいます。
こうした言葉を言えば、ひとまずスカッとしますが、その後の苛立ちは何倍にも膨らみます。さらに、そもそもその毒気たっぷりな言葉は、本当にあなたの気持ちに近い言葉なのでしょうか?
こういう「毒気たっぷりな言葉」をぼそっと呟いてしまうこと、ついついあるんですよね。
仕事中、何かあることに、マスクの中で「あー、面倒くさい」が口癖のようでした。
オットにいらついて、つい「ふざけないでよ」とぼそっと言ってしまったり。
モヤモヤを発散させるためにぼそっと口に出したのに、そのあと余計イライラしちゃうんですよね。
この記事を読んで、その理由に納得しました。
怒りは「第2感情」であり、「ふざけるな」「むかつく」は、「ひどい」「困る」の後に浮かぶ言葉だからです。つまり、毒気たっぷりな言葉は、無意識のうちに自分の中で苛立ちを盛りつけ、育ててしまった言葉なのです。
「毒気たっぷりな言葉」を言ってしまうということは、自分の中で、事実の感情に苛立ちを付け加えてるということなんですよね。
だから、口に出したあと、余計にイライラしてしまう。
困る、煩わしい、などの事実の感情をストレートに出せば、イライラの芽は大きくならないんじゃないかな。
自分で勝手にストレスを増殖させるなんてバカみたいですよね。
口癖って意識しないと直るものではないので、「面倒くさい」、「ふざけないで」という言葉を使わないように気をつけたいと思います。